企業プロモーションビデオ・商品プロモーションビデオ・サービスプロモーションビデオ・リクルート用ビデオなどの映像訴求力アップのために、映像制作会社さんより助っ人としてドローン空撮をご依頼頂くケースが多くなります。エンドユーザー様・広告代理店様よりご相談頂く場合もあります。
どうアピールするか?というシナリオ(筋書)をあらかじめ想定したうえでの撮影が大半です。これは地上カメラ撮影もドローン撮影も同じです。ぶっつけ本番でとりあえずの撮影では撮りモレもありますし、高い訴求力の映像は仕上がりません。
映像制作会社さんからのご相談は具体的な撮影イメージをお伝え頂ける場合がほとんどです。「こんなシーンは必須で、あとは空撮のプロに任せます!」そんな感じで事前打ち合わせが進みます。
エンドユーザー様や広告代理店様の場合、映像自体に不慣れな場合もあり、シナリオが無い状態で「ドローン撮影ありき」でのご相談もございます。当日おまかせでも撮影は可能ですが、ドローン撮影の場合、法律的に不可な空撮や、安全上問題のある空撮、近隣調整が必要なケースも多く有ります。極力ご希望のイメージは事前にお聞かせください。もちろんご希望カット以外の”おまかせでカッコいいカット”もソラカメラの判断で当日併せて撮影します。
ドローン空撮では法律的に、技術的に不可能な撮影も多々ございます。なかなかドローンの特性がわからない状態では判断が付きにくいかと思います。よくあるご相談で実現がなかなか難しいケースとしては下記のような事例があります。「できる」「できない」は事前に空撮イメージをお伝え頂ければ、ドローンオペレーターが判断可能です。おおよそは法律・安全を無視すればできますが、ソラカメラでは法令順守・安全第一の撮影となりますのでご理解ください。
マンション・戸建など。駅チカや周辺環境のPRのためにドローンで道順を沿うような形で飛行できればとても良いアピールになりますよね?でも実際は実現は不可です。
大型船舶プロモーションビデオ撮影時に最も多いご相談。明石海峡大橋・瀬戸大橋などは映像が映えるロケーションです。真俯瞰の映像は、まだ誰も見たことが無いようなインパクトのある映像になりそうです。この条件は完全にNGでは無いですが、障壁や条件が多く、実現が難しい空撮です。
都心ビル群に囲まれた高速道路高架の上を颯爽と走るトラックをドローンが並走しながら撮影。まるで映画のような大迫力の映像が撮影できるでしょう。残念ながら法律上・安全上・近隣調整などの問題でほぼ実施は不可能です。
施設内のスケール感を演出するために、屋内をドローン飛行撮影できれば、地上カメラやスタビライザーでは撮影できないインパクト撮影が可能です。この撮影は撮影イメージや現場判断で実施可能か不可能か判断させて頂く空撮です。
特に映像制作会社さんからは編集店無しで1カットで上空から建物の中に進入するような撮影相談がたまにあります。入口の広さや室内の広さによっては、ひょっとすると無理をすれば可能かもしれません(笑)
空撮で主に使われる機種として下記の3種があります。いずれもDJI社製の機種です。通常プロモーションビデオではPhantomが一番よく利用されています。1オペレーションで扱いやすく、適度に軽量で、画質も高い。いわばバランス型のタイプです。Inspireやそれ以上の大型機種はカメラ取り付けタイプで、用途に併せてカメラを付け替えることが可能です。機種の特性をあらかじめ確認のうえご相談ください。
Inspire以上の撮影を行う場合、撮影費用もその分上がる事も多い(撮影人数が2オペの場合や機材が高額)ので、御見積段階より必要画質をご検討ください。過去の事例で言いますと、企業のVP・通常のテレビ番組・ハリウッド映画WEB用プロモーションビデオでPhantomシリーズを利用しています。ハイビジョン番組・ドラマ・CM・映画本編などはInspireでカメラも良いものを利用。場合によっては大型ドローンに一眼レフを搭載しての撮影が望ましいです。
MavicPro | Phantom4Pro | Inspire2 | |
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特長 | 小型軽量で折り畳みができる事から機動性が高い。画質は他機種に比べ劣る。ソラカメラでは予備機として利用。 | 軽量・高画質のバランス型。通常撮影はまずこれで十分。4Proよりカメラグレードがアップしています。 | カメラ付け変え可能。より高画質で複雑なカメラワーク対応可能。ドローン本体・カメラの2オペワーク可能。 |
対角寸法 | 335mm | 350mm | 605mm |
重量 | 743g | 1,388 g | 3,440g |
動画サイズ | 【純正付属カメラ】 DCI4K:4096×2160 UHD4K:3840×2160 2.7K:2720x1530 FHD:1920×1080 HD:1280×720 |
【純正付属カメラ】 C4K:4096×2160 4K:3840×2160 2.7K:2720×1530 FHD:1920×1080 HD:1280×720 |
【ZenmuseX4カメラの場合】 C4K:4096×2160 4K:3840×2160 2.7K:2720×1530 FHD:1920×1080 |
フレームレート | 24/25/30/48/50/60/120P ※動画サイズにより異なる |
24/25/30/48/50/60/120p ※動画サイズにより異なる |
【ZenmuseX4カメラの場合】 23.976/24/25/29.97/47.95/ 50/59.94/119.88p ※動画サイズにより異なる |
センサー | 1/2.3インチ CMOS 有効画素数:1,235万画素 |
1インチ CMOS 有効画素数: 2,000万画素 |
【ZenmuseX4カメラの場合】 1インチ CMOS 有効画素数: 2,000万画素 |
最大飛行時 ※1 (バッテリー1本) |
約27分 | 約30分 | 約27分 |
操作人数 | 1名 | 1名 | 1名 or 2名 |
参考機材価格 | ¥150,000前後 ※最低限の関連備品など含む |
¥250,000前後 ※最低限の関連備品など含む |
¥700,000前後 ※カメラZenmuse X5Sの場合 |
メーカーURL | https://www.dji.com/jp |
※1 通常ドローンオペレーターはバッテリー残量が20-30%を切ると安全面に配慮し着陸します。風などの諸条件でバッテリー消費も激しくなります。実際の飛行時間は表記より短く実質7割程度の時間となります。
テレビ局・一部上場企業・学校・官公庁・各種団体etc さまざまな撮影実務経験があります。