ソラカメラは年間約30日間のドローンによる構造物の点検・調査業務を行っています。
高度成長期時代を支えたニッポンの工場・建造物がいま、老朽化を迎え、耐震補強や建て替えなどの事業が進んでいます。
大規模建造物のリニューアルや耐震補強の場合、適切な施工計画を実施するには現況の確認が必須となってきます。
特に目視できない屋根部分は従来、職人が屋根に上り目視で確認を行ってきました。
職人による目視作業は危険を伴い、場合によっては調査のために足場を組むなど、リスクと大きなコストが問題になってきました。
セスナ機での空撮写真では細部の様子まで確認できず、屋根の現状確認はどの施設でも課題となっており、
竣工以来どうなっているのかわからないという現場も多くあります。
ドローンの登場により建築物の耐震補強・建替えの事前調査を短期間・低コストで行うことができ、安全上のリスクも大きく軽減されています。
屋根点検・調査・現状確認の撮影事例の一部をご紹介します。屋根面へのヨリ写真、真俯瞰からの写真・動画、屋根上部の妻面、屋根上部のルーファンのサビ状況、スレート破損など。一次調査点検としては大規模なドローンシステムを使わなくても、空撮用ドローンで十分確認が可能です。
測量会社さんが行うドローンによる保守点検は、通常10Kgを超える産業用ドローンに赤外線カメラ・高画質測量カメラを搭載。測量用専用ソフトと連動して詳細な測量、クラックや劣化診断を行います。機材の費用だけでも数百万円から数千万円の機材を利用し、撮影人員も多くなります。当然、撮影コストも高額な費用になります。私たち「ソラカメラ」と測量会社さんのドローン点検サービスでは下記のようなポイントが異なります。状況に合せて、ドローン調査・点検サービスをご活用ください。
ソラカメラ | 測量会社 | |
使用機種 | 空撮用ドローン | 産業用ドローン |
機種重量 | 1.4kg | 10kg以上 |
機材設備費用 | 30-40万円 | 数百万-数千万円 |
人員 | 1名 or 2名 | 最低2名以上 |
ドローン操縦方法 | 手動操縦 | 自動操縦 or 手動操縦 |
測量計測 | × | ○ |
赤外線カメラ | × | △ 測量会社・機材による |
分析ソフト | × | ○ |
精度 | 普通 (通常カメラ撮影) | 高い (専用カメラ・ソフト分析を利用) |
納品物 | 撮影写真・撮影動画のみ納品 | データ・分析結果など納品 |
撮影コスト | 85,000円から(規模による) | 数十万円~数百万円(規模による) |
写真や動画で判別可能な現状確認・図面と照らし合わせての構造物の確認・劣化状況判定・施工業者への資料etcの撮影であれば、わざわざ高額な測量会社にドローン空撮を依頼する必要はありません。逆に細かな距離測量・赤外線カメラによるクラック診断などが必要な場合は「ソラカメラ」の機材では対応できません。専門のドローン業者をご紹介させて頂きます。
屋根点検・調査・現状確認にドローンを活用される場合は、下記のようなポイントを検討のうえ、ドローン業者を選択する必要があります。
50m×50m程度の建屋1つの屋根調査のみであれば通常2時間以内で完了となり≪ 基本プラン 85,000円(税抜) ≫程度の費用で完了します。広大な敷地に点在する建屋の調査や、定期的な調査、軒や雨どい、屋根上の壁面などの調査も対応可能です。状況をお伺いしたうえでプランを設計させて頂きます。まずはメールかお電話で状況やご希望をヒアリングさせて頂きます。
※2018年1月現在、ソラカメラでは赤外線カメラによる劣化状況調査は行っておりません。